blogツルタの豆知識
「ねじ屋の世界へようこそ vol.113」 新潟モノづくり編
毎年数千羽もの白鳥が訪れることで有名な瓢湖。
その瓢湖がある阿賀野市には昔から伝わる産業があります。
それが安田瓦。
その安田瓦とともに発展してきたのが、家守りの象徴として、あるいは装飾として使われる鬼瓦です。
その鬼瓦を造っている工房の一つに「村秀鬼瓦工房」があります。
https://r.goope.jp/sr-15-153011s0010/
ここの工房は鬼瓦だけでなく実にいろいろなものを作っています。
ぜひホームページをのぞいてみて、さらに興味が湧けば実際に訪れてみてください。
当社の社長も工房を見学させていただき一目で惚れ込んで、頼んで特別に作ってもらったのがこれ。
堂々たるものでしょう。金棒の代わりにボルトを構えているのです。
作者のはからいでおへそにも工夫が。
本社のカウンターに飾るオブジェとして考えていたのですが、
その風格からまさに当社の厄除け、守り神みたいな存在感を醸し出しています。
まさに鬼そのもののいぶし銀のような鈍色(にびいろ)の肌には高温の炎であぶられ、耐え抜いた焼け色も見られます。
社長が鬼と一緒に連れて帰ってきたのがこの仔。
高さ8cmほどでとても小さいんです。
もう一つの鬼瓦工房、「長場鬼瓦工場」。(@nagaba.onigawara) • Instagram
こちらも面白楽しいオリジナルです。
表札です。名札をくわえているのは鬼瓦の化身「ガグー(瓦偶)」です。
もとは蚊やりとして作ったそうなのですが、とても可愛いらしいので、
名札をつけて玄関に表札にして制作してもらいました。(社長の表札です。)
邪気を食べる鬼瓦の化身 楽しくてユーモラスなガグーたち。
新潟、とても面白くて奥深いところが多いです。