blogツルタの豆知識

「ねじ屋の世界へようこそvol.45」 切削加工を極めるために・・・

9月に入り、やっと暑さも落ち着いてきたように感じます。

8月には本社と工場がある三条市で全国2番目の暑さを記録した日もありました(*_*)

 

 

さて今回は昨年11月に紹介した、シチズンマシナリー L-20X(主軸台移動型CNC自動旋盤)

新たな機能LFV(低周波振動切削)についてご説明させて頂きます。

 

弊社工場では鉄SS材・SUS304材を、主に加工しています。

この二種類の材料は性質上粘りが強く、切りくずが伸びるため加工中の製品に絡み、製品にキズを付けてしまうという難点があります。

 

そこでLFV(低周波振動切削)を使ってみようと考えました。

 

同重量における形状の違いをご確認ください。(SUS304)

上の図左が従来の切りくずとなります。

上の図右がLFV使用したた切りくです。

LFVとは、切削方向に振動挙動させ、切削中に刃物が当たらない「空振り」する時間を設けることで

切りくずを分断させる加工技術だそうです。

 

今月の「ネジ屋の世界へようこそ」では切削加工についてご説明させて頂きましたが、

皆様からのご要望に添えるよう

弊社工場は

日々切削加工に勤しんでおります。

 

ネジのことや加工品のことなど、何かお困り事などありましたら、ツルタボルトにお問い合わせください。